「日本の臓器移植の現状は、移植法の成立(平成9年)、今年からの保険適応の対象という法律、そして行政面での改善にも係わらず未だに低迷をしています。その結果、親族間で行われる生体移植が日本では主流となっていますが、健全な方(ドナー)の体にメスを入れことによって起こるからだの障害が報じられるようになってきていることや、心臓は脳死者ドナーからの移植しかありえないことからも脳死臓器移植が普及されねばなりません。欧米の各国は元よりアジアの先進国でも年間に日本の数倍もの臓器移植が脳死者からのドナーで行われていますが、そのどこの国もドナー不足から移植待機患者が増加しています。日本人の患者さんが心ある方々からの募金を集め海外にドナーを求めて渡航するということが、其の相手の国の国民には『日本人がお金を集めて我々の国の臓器を手に入れに来た』と言われても致し方ない現実があります。高度な医療が可能な日本において、渡航移植に頼らず、わが国で臓器移植を受けることが出来るようになる為には出来るだけ多くの方々に移植医療の正しい理解を普及させる必要があります。そこで私達はスポーツ界の著名人を中心とした臓器移植を支援する慈善団体「NPO 法人 ハートTo ハート・ジャパン」を設立することにより、我が国に「助かる命を助けられる国」という日が一日も早く来ることを願うものです。」 |